海と夕暮れピクニック

 

20191010日/薄曇り/17℃


札幌で海が見えるピクニックができると言ったら、驚きませんか。イタリアンレストランのシェフたちと一緒に、海に沈む夕日を見ながら、アペリティーボみたいなピクニックをしてみました。そのあと、レストランに移動して、ディナーを始めるイメージで。

※アペリティーボとは、イタリアで夕食前にバーで食前酒と軽食を嗜む習慣のこと。

 

 

場所えらび

地域の隠れた特色を活かしたい。意外性は非日常を演出してくれます。札幌では最も海に近い手稲区で、海が見えるピクニックをしてみようと、リサーチしました。高台から遠くに海を眺められる公園も魅力的だったけど、最終的に選んだのは、銭函海水浴場(住所は残念ながら小樽に)。夏には海水浴客で賑わうビーチも、少し季節を外せば人影もなく、しっとりした夕暮れ時間を楽しめます。

 

 

空間づくり

その場にあるものを活かして空間をつくれたら素敵です。特別手を加えなくてもその場にしっくり馴染み、準備や後片付けも簡単だからです。今回は浜辺で見つけた流木をベンチに見立て、夕陽がきれいに眺められる場所にセッティングしてみました。

 

 

食卓づくり

軽食は、シェフが、お店で前菜として出している料理を、ピクニック用に食べやすく、美しく盛り付けて持ち寄ってくれました。合わせるドリンクは、ワインが欲しくなる軽食を引き立てて、アペリティーボの雰囲気を盛り上げる、ノンアルコールドリンクを準備しました。

・ローズマリーと青レモンのスパークリングドリンク

・ストレートのザクロジュース

 

 

「+」のアイデア:コラボレーションで、新しい楽しみ方をみつける

このピクニックは、私たちのピクニックに関心を持ってくれていた「トラットリア・オッティモ」のシェフとスタッフの2人と一緒に考えました。海をみながらピクニックができたらいいね、夕方ならまるでアペリティーボみたいね、そのあとレストランでディナーができたら、最高の夜になるね!とイメージが膨らみ、シェフは料理、ギターの得意なスタッフは弾き語り、私たちは空間づくりと食卓づくり、それぞれ得意なことを持ち寄りました。他の分野のメンバーとコラボレーションすると、新しい楽しみ方が生まれます。

 

 

【関連リンク】

トラットリア・オッティモ

http://www.trattoria-ottimo.com

 

【場所データ】

小樽市銭函3丁目

 

【メンバー】

場所・空間:アネタイミホコ

食卓:宮浦宜子

フード:深見大介(トラットリア・オッティモ)

音楽:江利すみれ(トラットリア・オッティモ ※当時)